ご近所のザクロ

お向かいのNさんちのお婆ちゃんの許可を得て、ザクロの実を採取した。

ざくろ(石榴)を撮影した後は、種肉を除去した上で種を地面に蒔き、ミニ盆栽用の苗を得ることにでも使おうか、位しか思いつかない。

ところが、‘ザクロ’に関して調べてみると、

● 『「愛と多産」「生命の果実」人類の文明とともに発し、ソロモン王やツタンカーメン王により保護、伝えられた高貴な果実、ザクロ。』
(「ルビアン ペルシャザクロ・ヤギ薬局CM」より)

● 『ザクロを分析したところ、エストロゲンの中のエストロンとエストラジオールという女性ホルモンが種子に多量に含まれていることがわかったのです。』
(「エストロゲンが身体にいい理由・ザクロ屋CM」より)

など、色々の効用が掲げられている。(CMなので真偽のほどはわからない)
少なくとも西洋では、大事にされてきた果実であるらしい。

後者のCMの中で紹介されているザクロに関する参考書籍
   ・「ザクロの凄い効きめ」岡本順子・浩一著 主婦と生活社
   ・「ペルシャザクロの神秘の力」 岡本順子・浩一著 ごま書房
   ・「オンナの悩みに効くザクロ読本」奈良原潤子著 現代書林
   ・「更年期とザクロの素敵な関係」谷 洋一著 駿台曜曜社


◆ 実は、ザクロ。
  器は、‘粉引き’の皿。


絵のことはよくわからないが、この写真を眺めていると、ザクロの実自身が油絵で描くのに適したマチエールを持っているように思われる…。
やはり日本在来の果実ではないからだろうか。


◆ ザクロの絵(染付け)の習作

ザクロと言えば、近藤悠三の皿や壷のザクロの絵を湯飲みの絵付けに習作したものがある。
3つの湯飲みのうち、両サイドの2つがそれである。


本歌は漫画のように簡素で、趣がある。しかし、日本画的なもので外来果実であるザクロのマチエールを表現しにくいものだと、ふと思った。私の習作の技量の拙さにも原因はあるが…。

+マンマと+アワ+

今日も道端で草を摘んできた。春に負けず、秋はなかなか草花が多かった。
それでも秋の花はそろそろ見納めだろうか。

アカマンマ

今も昔も、‘ままごと’にお馴染みのアカマンマ。
60年近い昔に女友達と、また今孫娘たちとも、この花はすんなりと心を通わせてくれる不思議な雰囲気を持った花だ。

アカマンマ、すなわちイヌタデ
『植物に「イヌなんとか」という名前がつく場合、そのイヌは、犬じゃなく、「にせの」とか「うその」というニュアンスでつけられている事が多いようだ。』 (「手当たり次第の本棚」より)

◆ 写真はイヌタデ。
  器は、丹波焼き・傘徳利写、ミニチュア。天目釉

ところでこの写真の一番下の葉の中央に注目してください。(葉裏を手前にしてあります)
葉が裁断され・巻かれ、揺り篭(揺籃)ができています。

オトシブミの仲間によるものでしょうか?



セイタカアワダチソウ
かつて猛威を振るった繁殖力も衰え、最近は背丈も矮小化してきた感がある。
土着化によるものか、在来種の巻き返しによるものか?それとも‘刈り取り魔’に負けているのか?

『もともとは観賞用に導入されたとの説もあるが、急速に広がったのは第二次世界大戦後。蜜源植物として優秀であるので養蜂業者が積極的に種子を散布したとの話もある。和名の由来は、同じ属のアキノキリンソウの別名であるアワダチソウよりも草丈が高いことによる。』(「植物生態研究室(波田研)」より)

◆ 花は、セイタカアワダチソウ。
  器は、丹波焼き・角徳利写、ミニチュア。唐津黒釉

  角徳利といえば、古備前のものが有名だが、丹波焼にもいいものがある。


(参考)粕取焼酎瓶に活けた場合
   ガラス瓶は何でも受け入れるようだ。陶磁器では悩むのに…
  (ある朝起きたら食堂のテーブルの上にこれがあった。
   女房が、丈を短くして水揚げし直しガラス瓶に活けていた。)







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残ったアザミ

アザミ が 

道の斜面に一株だけ、なぎ倒されたものの刈り取られずに残って、花を咲かせていた。
ここは町内・老人会のメンバーが月に何度か掃除する日にきれいに刈り取られる区域である。

『…日本には世界の1/3が分布していることになる。…秋の山野を彩る草花として日本人に古くから親しまれているアザミだが、このことは種類数の上からも、日本列島は世界の分布と分化の中心の一つであることと深い関係があるといえそうだ。』 (「日本のアザミ」 国立科学博物館植物研究部 より)

写真は、アザミ。

器は、沖縄壷屋焼緑釉嘉瓶 (ゆしびん)写、ミニチュア。

 『沖縄では慶事などには泡盛を贈る習慣があり、その泡盛を入れる容器を嘉瓶という。』(「やきもの」takano 001より)





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‘五智果’を頂戴した

風土菓 桃林堂の「天味無限 五智果」 というお干菓子を頂戴した。
義母の長唄の友達からだそうだ。

元々は河内平野の野菜や果物を材料に使った砂糖漬けのお菓子であるが、最近は和歌山産等地方のものが使われている、と。

『蕗の青、蓮根の白、人参の赤、金柑の黄、無花果の黒、これらの色から五つの智恵を象徴する五智如来に因んで「五智果」と命名した』 と、品書きにしたためられている。


◆ 因みに五智如来とは、『大日如来の備える5つの知恵を5体の如来にあてはめたもの。
大日如来(中心)、阿しゅく如来(東方)、宝生如来(南方)、阿弥陀如来(西方)、不空成就如来(北方)の金剛界五仏のことである。』 (「dictionary of pandaemonium」より)

◆ ところで、某老舗製薬会社の社章が、『金剛界五智如来の曼荼羅を略象図案化したもの』であるというのは、知らなかった。 (「tanabe.co」より)


なお、現在はオレンジ、グループフルーツ、三宝柑、洋ナシ、生姜、茄子、牛蒡、セロリー、椎茸、瓜、その他も用いられている、と。

写真は、五智果の中から、蓮根・牛蒡・人参を。
器は、総織部



もうひとつの写真は、金柑、無花果、洋ナシ、生姜、蕗、オレンジを。
どこか懐かしくもあり珍しくもあって、写真を撮る前に食べてしまったものがある。

◆ 意外に、味や香りなど生のそれがはっきり残っているのは不思議だ。
お茶会でよく用いられている訳がわかるほど、お茶には合う。



銘鉢・珍鉢展の招待状

過日、春花園BONSAI美術館から、銘鉢・珍鉢展示会の招待状が届いたので再訪した。

風情ある玄関先。



樹齢500年、バブル時2億円(現在でも1億5千万円は下らない)、という
春花園随一の盆栽、

五葉松 をもう一度念入りに鑑賞。

このコーナーの松柏は現在2000万円/鉢を下らないものたちばかり。
この中にかのプロゴルファーからの預かりものの盆栽も2本ほどあると。彼は倒産したものの稼ぎが多いので多大な負債も返済能力ありとして、家はとられていないし、このような財産も多く持ったままとこの園の関係者は話してくれた。
大型盆栽の預かり料は月々20万円以上也…。億ションの管理費並みか…。



当日の床の間の主役は、銘鉢や水石。盆栽が主役のこの前とは雰囲気ががらりと異なる。やはり盆栽を飾るほうが似つかわしい。


数十万円/鉢級のものは、無造作に座敷にずらりと。来客と館長との会話を小耳に挟んだところによると、ミニバブルのように値段が再び高騰?してきているそうだ。


某プロゴルファーの預かりものの銘鉢・2つは、2階の部屋で平安東福寺の鉢たちと一緒の床に並んでいた。


撮影禁止と張り紙があったが、事前に小林さんから直の許可をもらっていたので、前回同様、貴重な写真を撮らせて戴いたことを付記します。

● この日は生憎の天気にも拘らず、人の出入りが多い。
帰りに館長から、『一度盆栽教室においでヨ』とお誘いが掛かった。う~ん。

道端のニラの花

野生化したニラの花を道端から抜いてきた。

コンクリート舗装・脇の狭い土の露出した部分、あるいは吹き寄せられた土が薄く積もったところかもしれないが、そこに星形・六弁花の可憐な白い花が咲いていた。
長卵形の鱗茎はか細く、また鱗茎の下には逆にしっかりした根茎が張り巡らされている。スーパーなどでみる栽培ニラは根茎などは切られて売られているので想像が付かない。

ニラ

『ニラ(韮、英:chinese chive、gynmight、学名 Allium tuberosum)は、ユリ科ネギ属の多年草。緑黄色野菜。
古事記では加美良(かびら)、万葉集では久々美良(くくみら)として記載がある。』 (フリー百科事典「ウィキペディア(Wikipedia)」より)

『韮の別名は「陽起草」とも言って、人の栄養を助け、身体を温める、性質の良い野菜であるとも述べています。また、一度植えると何年もそのままにしておいても、よく繁茂するので、怠惰な人が植えるものとして、別名、懶人草(ライジンソウ)とも呼ぶそうです。(※懶の文字は、怠ると言う意味です。)』(「サプリ百貨店」より)


◆『伎波都久の岡のくくみら我れ摘めど籠にも満たなふ背なと摘まさね』 (「万葉集」3444より)


器は、徳利の肩から腹にかけて水滴状に穿った、

自作の変わった花器。逞しい根茎を強調すべく、穴からはみ出させてみた。



ところで、根っこ付き、すなわち切花でないものは生け花とは言わないか?

まめ鉢完成

まめ鉢  完成!!
   陶芸教室の先生を拝み倒して、なんとか、まめ鉢を作らせてもらった。
   出来上がったら、お世辞か本心か知らないが、『わあ可愛い
   欲しい』…と若い娘が。
   嬉しいが、馬鹿にされているようでもあり、俄かに信じがたい。
   でも結構真面目にチャレンジしたものだ。

● まめ鉢集合


◆ 以前作成のミニ鉢と比較

参考資料:「まめぼん 世界で一番小さな盆栽」(山本順三著、平凡社)

 中村是好・佐野大助・伊万里焼などのミニ鉢を習作(既報)
 さらにまめ鉢に挑戦(今回)
         用土は、半磁器
         釉薬は、織部・青磁・石灰透明。顔料は、古代呉須・鬼板


◆ 平安東福寺習作と東福寺イメージのまめ鉢/

<東福寺のミニ鉢の習作>
参考資料:「盆栽鉢窯元・盆栽鉢作家・植木鉢・作家Bonsaipot:平安東福寺盆栽鉢」(園木清花園より)
         【習作】/東福寺白釉手びねり楕円鉢→笠間土、糠白釉

      「新版・盆栽小鉢図鑑
         (海老名芳行・発行人、新企画出版局)
         【習作】/緑釉外縁胴紐切足長方→笠間土、織部釉
さらに、
<東福寺のイメージをまめ鉢で表現>
     用土は、笠間土
     釉薬は、織部・飴釉・天目+藁灰・ルリ釉・石灰透明


◆ そして、ついに指先に乗せました。 無邪気に、バンザイしておこう。
  (でぇ~、何植えるの?)





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引っ付き虫見つけた

過日、通勤路でイノコズチを摘んだ。

ヒナタイノコズチの花だそうだ。

● 『和名の「イノコズチ」は、豕(いのこ:イノシシの子)槌(つち)の意味で、茎の節がしばしば肥大していることがあり、それをイノシシの子の膝頭(ひざがしら)に見立てたものだといわれています。(木村陽二郎 1996)
 また一方、イノコズチの漢名「牛膝(ごしつ)」に「いのくつわ」という和訓があることなどから、猪の轡(くつわ)とされていたものが、万葉仮名の「和」を「知」と間違えてイノクツチとなり、さらに訛ってイノコズチとなったという説もあります。(奥津 2000)』  (「石川の植物」より)

● 『ヒナタイノコズチは日当たりの良い原野や路傍などに生育している。茎は節で枝分かれし、節は膨れる。葉は対生。根は肥厚して地中深くに伸びており、簡単には抜くことが出来ない。庭などに生えると駆除しにくい雑草の一つである。8月頃から花序を伸ばし、目立たない花をさかせる。』
                       (植物生態研究室(波田研)HPより)


少年の頃、野原を駆け回って家に帰ると、ズボンに沢山イノコズチの実をお土産に付けていた。取り除くのは時間が掛かるが、別に億劫ではなかった。当たり前の日常であったから。


◆ 花器は、イエーメン・把手付壷(コアーザ)写、ミニチュア。



この3連休に、上の娘の子供達の幼稚園の運動会を見に行った。
年少組の男の孫と走ったが、ビリだった。誰に似たのだろう。年長組の孫娘になると、組体操もシャキッとしていて、3年経つとこんなに変化するものかと感心した。
競争と協調のバランスをモットーにしている幼稚園で、下の娘時代からお世話になっているが、たいした女性の園長先生だ。来年は、その下の娘の娘が入園する。

●帰り路、引っ付き虫たちを採取した。
 それらは、オオオナモミ、ヒカゲイノコズチそして、アメリカセンダングサ
 懐かしい。久し振りの再会だ。

◆ 花器は、紐作り、赤土部化粧小壷 (期待するはんなりした赤の発色は得られなかった)。



ミニ鉢に挑戦

世界で一番ちいさな盆栽

それが 『まめぼん』。 (山本順三/平凡社より)

まめ鉢名品コレクションなどから、中村是好・佐野大助・伊万里焼などのまめ鉢の習作を試みた。

■ まめ鉢/製作上の問題
嫌がられ、窯に入れてもらえない。
『こんな小さいものを作られては、窯詰めの手間など掛かって困る』と、ついに陶芸教室の先生からクレームが付いた。
(これから指の先に乗っけるほどの本格的な?まめ鉢にチャレンジしようと思った矢先なのに…。)

■ まめ盆栽/栽培・維持管理の問題
まめ鉢を作るのは簡単だが、まめぼんを育てるのは、大変難しい。
真夏には1日3~4回の水やりは必須だし、旅行にも行けなくなる。
(実際、25年ほど前、市販のミニ鉢を買ってきて気軽にトライしたところ、自分の生活パターンに合わせられなくて皆枯らした経験がある。)

■ 植える素材/入手の問題
1)先の‘一木一草話'の女性オーナーの話:
a.植える素材の入手が困難:自分で仕立てなくてはならない…。
b.購入の可能性:『安行へでも行ってみたら。ひょっとしたらあるかも知れないわよ。』 と。

2)一方、先の‘春花園’の小林國雄さんの話:
『豆盆栽は、お金がかからず、特別な技術もあまり必要ありません。初心者向けです。…簡単なのは「挿し木」から作る方法です。』 と。


◆ 写真は習作したミニ鉢
  まだまだ指先に乗る大きさではありません。コインと比較してみてください。






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一木一草話

ミニ鉢を作るには、もう少し実物を見ておこう…と、「盆栽時間」で紹介されていたミニ盆栽と鉢の

一木一草話’ に出かけた。

小田急線・代々木八幡駅または都営新宿線・代々木公園駅近くの和骨董を主とし、ミニ盆栽・ミニ鉢の預かり販売を従としたギャラリーである。



『ミニ鉢で食っていけてる人はこの中で1人だけなの。あとは趣味でやってるだけネ。』とオーナーの安達久美子さんは言う。

その人とは石川孝子さんだと想像する。孝子さんは色々な本で出くわすので眺めるだけでパスし、孝子鉢の陳列場所に向かって右側にとても小さなまめ鉢があったのでそのコーナーを撮った。
見ているだけで肩が凝ってきた…。





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プロフィール

yogaz

Author:yogaz
飯山満通信へようこそ!
満73歳になりました。予定寿命まで後7年です。ただいま終活中です。当面75歳までは、ボランティアガイドと生涯学習・介護予防のお手伝いを続けたいと思います。
なお、2006年6月14日から始めた飯山満通信は、2013年12月14日、ブログを引っ越しました。Dtiblogのブログサービスが終了したためです。

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