芍薬の花が咲いた @150円

妻が切花を買ってきた。この時期いつもこの花を買ってくる。もう少し赤くても、もう少し淡くてもダメだ。ちょうど好みの色がこの色のようだ。一本150円也。「立てば芍薬…私のようや」と、のたまう。あんたもやっぱり浪花のおばはんやなぁと私は思う。300円の幸せ、まぁいいか。

芍薬の花が咲いた 一本150円也

切花の芍薬@150円


切花3種 in  信楽焼の花器

八重咲きのドクダミ鉢植えをくれた人から、庭に咲いている花も、切花として頂戴した。

庭の花

  カシワバアジサイ (北アメリカ東部原産 アジサイ属)
  シモツケソウ    (日本原産 バラ科シモツケ属)
  コバノズイナ    (北アメリカ原産 ユキノシタ科) 紅葉が綺麗だそうだ。


花inガラスの器
花inガラスの器
大昔作った壷を2階から探してきて、活け変えてみた。

花in信楽焼壷
花in信楽焼壷

八重咲きドクダミの、挿し木

完熟トマトをまた買い出しに行った女房が、店内に飾っていた草が目に留まり、一輪もらってきた。ありきたりの草であるが、花がとても変わっていた。

八重咲きどくだみ


『総苞片をたくさん付ける八重咲きのものや葉に乳白色の斑が入るものもあり、これらは珍重されています。この斑入りのドクダミは日本では‘ゴシキドクダミ’、海外では‘カメレオン’と呼ばれているもので、やや強めの日光を当てて乾燥気味に管理すると葉全体が赤みを帯びてとても美しくなります。』
(「ドクダミ」より)

貰ってきた、八重咲きのどくだみ in 絵志野徳利

※ 詳しくは、志野織部柳瓜文徳利写し
(「桃山陶芸の華展-黄瀬戸・瀬戸黒・志野・織部-」図録2000、P60より)
八重咲きのどくだみ in  絵志野徳利

            

これを四つに切断。その一つは花。

よく見ると、葉の一部が白色化し始めているのが見えるのが特徴である。
これは斑入りドクダミなのか、それとも総苞片の白色化が不完全なのか分からない…。


八重咲きどくだみ
 in ミニ朱泥急須

八重咲きどくだみの花inミニ急須
残り3つの部分を挿し芽した。

八重咲きのどくだみ・挿し木


清浄な鹿沼土に、挿し穂2本、挿し葉1枚挿してみた。
八重咲きのどくだみ・挿し木

道端の花~ネムノキ

今年も、道端にネムノキの花が咲いている。
しかも、例年になく沢山の花が。

ネムノキ (合歓の木)

■ 名前の由来

『夜または酷暑になると、葉は垂れ下がり、向かいあう小葉を閉じるように寄り添い、眠っているように見える(就寝運動)。この様子から中国ではネムノキを「合歓(合歓木)」(ねむ)と呼ぶ。…
夏の夕暮れどき、赤と白に染め分けた絹糸の束を、先端でパッと散らしたような優しい花が咲き、桃の実に似た甘い香りを放つ。…
ネムノキの葉はカツラとともに、お香の剤料として全国的に使用されていた。』
(「シリーズ自然を読む 樹木の個性を知る、生活を知る「ネムノキ」」より)

■ 愛の歌/紀女郎・大伴家持

 『「昼は咲き夜は恋ひ寝る合歓木の花 君のみ見めや戯奴さへに見よ」 
                 [紀女郎(きのいらつめ)]
 「わぎも子が形身の合歓木は花のみに 咲きてけだしく実にならじかも」
                 [大伴家持(おおともいえもち)]

「合歓」とは男女が共寝すること、喜びを共にすることを表す言葉で。
中国では、2枚の小葉が合わさり歓ぶとされたので一家和合、夫婦和合の象徴として植えられる習慣があります。』
(「ネムノキ(合歓の木・合歓木)-木の名前の由来 役立つ?お庭のブログ-北山造園/ウェブリブログ」より)

■ 香る花/芭蕉の句

「象潟や雨に西施がねぶの花」

何故ここで中国の美女・西施(せいし)が登場するのかについては解釈は分かれている

・ねぶと眠るを掛け、美女の眠る姿を思わせた
・合歓の花が西施の顰(ひそみ)とも言われる悩ましげな様子で雨の中で半分閉じていたのだろう
・雨の象潟をゆく船の上に美女の幻を見たのかもしれない
・しかし西施といえば楊貴妃や香妃とともに芳しい体臭によって権力者の寵愛を得た美女ではないか。ならば香りの視点で解釈すべきなのでは?』
(「さるさる日記-香りの学習室」より抜粋)


ネムノキの花 in 粉青鉄絵蓮池鳥魚文俵壺写し(ミニチュア)
※ ネムノキの花が芳香を持つのは、今回初めて気づいた。
  西施は、こんな香りを放ったのだろうか。

ネムノキ

ネムノキ in 絵唐津徳利
ネムノキ in 絵唐津徳利

クマガイソウ in 青織部大徳利

4月にみぞれ(霙)と、異常気象の中で今年の露地植えクマガイソウは散々いたぶられた。そこで早々と切花とし、悼みを表することとした。
咲いた全8花を無理やり花器に見立てた大徳利に投げ込んだ。
(まったく奇妙な写真だ。)


クマガイソウ in 青織部大徳利

クマガイソウ in 青織部大徳利

青織部大徳利写し

青織部大徳利写し

ここで大徳利を花器と見立てたが、

【参考】大徳利シリーズ

10年前に陶芸教室に入り、いきなり徳利・ぐい呑みと酒器ばかり作った。
そして8年ぐらい前には大徳利に挑戦していた。
上の青織部大徳利はその頃の作品である。
大徳利シリーズの一部を紹介すると次のとおりである。

大徳利シリーズ

なお普通サイズの織部徳利の中で気に入っているものは、次である。

その名は弥七田織部写し。

弥七田織部

コオズ in 朝鮮唐津大徳利

コオズの花は一月ほど咲き続けるが、株が疲弊するので早々と抜き取った。
さすが‘青帝の香’という銘があるだけに、いい香りが部屋の中に漂う。


コオズ in 朝鮮唐津大徳利

コオズ in 朝鮮唐津大徳利

朝鮮唐津大徳利 オリジナル

朝鮮唐津大徳利

【参考】朝鮮唐津の写し


本来の朝鮮唐津は次の二つの習作のように天目釉の上に、藁灰釉がもっとどっと厚く流れているものが多い。オリジナルと称した上の朝鮮唐津では、あたかも五十鈴川のような浅い川に清流が楚々と流れる風情を出してみた。

朝鮮唐津小壷写し
朝鮮唐津小壷

朝鮮唐津徳利写し
朝鮮唐津徳利

道端の花 2010-04

道端の或る土手に、ツルニチニチソウが咲いていたので手折って持ち帰り、徳利を一輪挿しに見立て投げ込んだ。


◆ ツルニチニチソウ

『葉はきれいな卵型です。大きさは5~8cm程度でちょっと大きめです
斑入り種が多く出回り、店頭では緑葉を探すのが難しいくらいです。斑は葉の縁に沿って入るものがポピュラーですが、中斑のものもあります
初夏に立ち上がり気味になった茎から青紫のニチニチソウそっくりの花を咲かせ、その後に茎は横につる状に伸びて地面を覆います。ただ斑入り種は花が咲きにくいです
葉が小さくて耐寒性がより強いヒメツルニチニチソウ(V.minor)もあります』
(「ツルニチニチソウ 新・花と緑の詳しい図鑑」より)


ツルニチニチソウ in 絵唐津徳利
ツルニチニチソウ in 絵唐津徳利


頂戴したプレゼントから、取敢えず花

長唄の会で頂戴したものの中から、取敢えず花を。
2,3頂戴したようだが、帰宅してから水切りして取敢えず水を吸わせた。
その後は、私の壷に一緒に投げ入れた。


頂戴した花を三方向から撮影した。
A方向から
頂戴した花1

B方向から
頂戴した花2

C方向から
頂戴した花3

花器は、紐作り・叩き技法の小壷。ビードロ釉。
古渥美
写し。
小壷

山茶花の花など

ジムと近所の公園で赤・白の山茶花の花や、ハクモクレンの花芽らしきものを見つけたので、ミニチュアの器を花器に見立てて、挿してみた。


○ 白花・山茶花
器は、粉青鉄絵蓮池鳥魚文俵壺写し(ミニチュア)
白花・山茶花

赤花・山茶花
器は、イエーメン・把手付壷(コアーザ)写し(ミニチュア)。
赤花・山茶花

☆ 花びらがもう少し開いてから、
白赤花・山茶花in安南絞り手茶碗写し
白・赤山茶花in安南絞り手茶碗


○ ハクモクレンの花芽
器は、朱泥のミニ急須
ハクモクレンの花の芽

公園の白い山茶花
公園の白い山茶花

白い山茶花の木の足元
白い山茶花の木の足元

ジムの赤い山茶花(ピンボケ)


ジムのハクモクレンの木
ジムのハクモクレンの木

ホトトギスが咲いた

狭小な庭の一角で、ホトトギスの花が咲いていた。

ホトトギス

『ホトトギス
野鳥のホトトギスの胸に現れている斑点模様に似ていることから呼ばれています。・・・
花の模様と形は漢名の「鶏脚草」というのが一番相応しいようにも思えるほど鶏の足の形によく似ています。
 「大和本草」にも掲載されているように江戸時代から観賞用とされている植物だそうです。同じ仲間にヤマホトトギスやヤマジノホトトギスなどもありますが、庭先などに咲いているものは園芸品種のものも多いのでなかなか区別が難しいようです。』(「ホトトギス 不如帰 山野草 埼玉 雑草 花の図鑑 植物図鑑」より)

【参照】大和本草巻之七  草之三


ホトトギスの花
器は、絵唐津
ホトトギスの切花

壷屋焼偏壷・金城次郎写しと花

長唄演奏会で、女房がまた花をもらってきた。

壷屋焼きの人間国宝・故金城次郎の偏壺の写しに合わせてみた。


『壺屋に生まれ、壺屋焼の伝統をもとに、天性の資質を花開かせた金城次郎は、普段使いの焼物作りに主眼をおき、多彩な技法を駆使して、独特な作品を作り出してきました。…好んで描いた魚の図案について「沖縄は島国で周囲は海だからね。海の生物をテーマにした」「写実ではなく自然だよ」と語っています。線彫り技法から生まれる魚文海老文は、力強さと躍動感に溢れ、金城次郎の真骨頂ーとも言えるものです。』(「大阪日本民芸館 金城次郎略歴」より)



壷屋焼偏壷と花A

○海老文偏壺
・金城次郎写し

壷屋焼偏壺A面

壷屋焼偏壺と花B

○魚文偏壺
・金城次郎写し

壷屋焼偏壺B面

【補記】080830
この花たちの名前を知人に問い合わせたら、分からん、ということなので図書館で調べた。

? ヒマワリ プラドレッド
「やさしい フラワー・アレンジ」パッチワーク通信社 P36

そこで、ネットでも当ってみた。
『濃赤色の豪華な感じのひまわり!草丈120~140cmの中高性種。分枝性にすぐれ、花径約15cmの一重咲種。花色は濃い赤色で、若干色ぶれしますが豪華な感じの花を楽しむことができます。』(「ヒマワリ プラド レッド 園芸ナビ ショッピング」より)


? フウセントウワタ
「はじめてのフラワーアレンジ」主婦の友社 P175

そこで、やはりネットでも当たってみた。

a.植物図鑑より
『植物分類:ががいも科 フウセントウワタ属
 原産国:アフリカ南部
 自然開花期:8~9月・・・

 風船唐綿と書く。鉢物や切り花として利用し、実を鑑賞する。高さ2~3mの常緑樹だが、屋外では1年で枯れてしまう。』(「フウセントウワタ-植物図鑑」より)

b.花と実がのっているのが、これ。
『その後どうしたかなぁと思って見に行ってみたらこんな丸い風船状の実が出来ていて』(「photo Life フウセントウワタ(風船唐綿)/実」より)

c.実がはじけて、はこれ。
『フウセントウワタの実が弾けて中から次々と種が飛び出して来るのが、面白く暫く眺めておりました。』(「散歩道で フウセントウワタ 花咲か爺/ウェブリブログ」より)


くちなしの花in備前かぶら徳利

くちなしの花がいい香りを放ちながら咲いている。

一花手折ってきて、一輪挿しに挿した。
一輪挿しは、備前かぶら徳利を見立てたもの。
口のほうにぐい呑みをのせ、伏せ焼した。

伏せ焼とは、
『蕪徳利・壷等に多く見られるもので、作品の上に別の作品をかぶせて焼くことにより、上下の焼けが異なった色に分かれているものをいいます。作品の中には伏せた部分がワラにより緋襷になっているものもあります。』(「備前焼ものしり事典 協同組合岡山県備前焼陶友会 ようこそ備前焼の里へ」より)

陶芸教室に通い始めたのは、十年ほど前。始めのころは、徳利三昧で200~300本ほど作ったろうか。この作品も初期の頃のもの。

本物の備前の土は、備前地区から外には出ないと聞く。備前土もどきが流通しているらしい。しかも、電気窯では薪窯のような自然釉は掛からない。松灰釉もどきを掛けて、胡麻もどきを作るのがせいぜいである。この作品もそれである。


備前かぶら徳利


くちなしの花in備前かぶら徳利
くちなしの花in備前蕪徳利

くちなしの花1n備前かぶら徳利

ぐみ

女房が大阪の友達の庭からもらってきたグミの実。
懐かしい。私の田舎の家にもあった。


『「茱萸」の名前は、「含む実(くくむみ)」(実を口に含み皮を出す意味)が変化して「ぐみ」になった。
また、渋みがあるため 「えぐみ」から「ぐみ」になったという説もある。
「夏」は夏の時期に実がなるからでしょう。』(「夏茱萸(ナツグミ)、唐茱萸(トウグミ)」より)

『グミには多くの種類があります。その代表種のナツグミはグミの仲間では果実が大きく、晩夏から着色し、食用になります。ビックリグミやトウグミなどの大果種もナツグミの変種です。葉の裏面は鱗状毛が密生して白色をしています。』(「グミ科-園芸ナビ 植物図鑑」より)


グミin柑子口徳利
ぐみ

グミの実
ぐみ

久し振りに食べるグミの実は思った以上にえぐい。

我が家のオオシマザクラ

我が家のオオシマザクラが、今年は例年よりは沢山の花をつけた。

8月頃には花芽をつけると聞く。切る時期によっては花芽がついた枝をきることがあり、よく「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」と言われるそうだ。
去年は、花後すぐ枝を詰めた。できるだけ樹を小さくまとめたいため。そしたら、11月ごろ女房がさらに枝を詰めた。枯れ葉の発生量を抑えるために。道路に落ちた枯葉を掃除するのに難儀するからだ。
それにつけても、よく花が咲いたものだ。


枝を手折って、花器に入れた。
器は紐作り、器形は常滑風。ビードロ釉掛け。

向かって左側に、赤みを帯びた花びらが見られる。
なお、この花は、微香性がある。
我が家のオオシマサクラ

☆『散る間際、中心部が赤く染まる。』(「このはなさくや図鑑(大島桜)」より)

★『伊豆諸島特産の桜です。カスミザクラの海岸型または島嶼型とも推定されています。花には芳香があります。桜餅の葉は本種のものが利用されています。
 オオシマザクラは、多くのサトザクラと呼ばれる栽培品種の片親となっており、このサクラがなければ、現在のような多くの品種が存在しなかったと言われてます。』(同上)

モクレンとコブシの交代

今年度最後のエアロビとヨガのレッスンに参加した。花見の絶好の日と見えてパワーヨガの時間は人が少なかった。
帰りにジムの構内に咲くモクレンとコブシを携帯に撮った。さらに一花づつ持ち帰った。


○モクレンとコブシの花一輪ずつ、徳利を花器に見立てて入れてみた。

 モクレン in湧田焼(沖縄)・葉柳文徳利写しと

  コブシ in丹波焼・緑釉柑子口徳利写し
                                 (いずれもミニチュア)

モクレンとコブシ

『琉球王府は1682年に沖縄各地にあった古窯の、知花焼、湧田焼、宝口焼の3つの窯を統合し那覇市の壺屋に移しました。
これが、沖縄を代表する壺屋焼の始まりである。
しかし、第2次大戦後、壺屋は市街化が進み、登り窯を焚くことができなくなった陶工たちは喜名焼のあった読谷に移り住んで登り窯を開くようになったのです。』(「沖縄の伝統工芸|沖縄旅行情報ネット」より)

『湧田焼きは琉球で最初の施釉陶器となった。
湧田焼きに関して陶芸研究か平良邦夫は次の様に述べている。
湧田焼きは1617年尚寧王が薩摩より招いた朝鮮人陶工3名を湧田村
(現在の沖縄県庁付近)に移住させ、窯を起こして製陶の技法を伝授させた
焼き物である。』(「家内のふるさと-沖縄情報-自衛隊員」より)


◆ 盛りを過ぎたモクレン。
散りゆくモクレン
モクレンの花
モクレンの花
散ったモクレンの花びら
散った花びら
◆ 咲き始めたコブシの木
咲き始めたコブシの木
コブシの花
コブシの花
毎年のことながら、コブシの花が咲くのを待ち望んでいる。

李朝白黒象嵌徳利

或る生垣から、飛び出ていたくちなしの枝を手折ってきた。
リビング一杯に強い香りが充満する。

■ 花:くちなし
  器:立ち鶴・柳文様 李朝白黒象嵌徳利


身近な骨董 酒の器をどうぞ」勝見充男、文化出版局
あたりの書物を見て、習作したもの。

2001年1月28日の陶芸メモに立ち鶴・柳文の象嵌記録がある。

『一個の盃、一本の徳利を傾けるにはほんの片手で事足りる。けれど小さな器の魅力は大きく深く汲めども汲めども、尽きることがない。あるときは心安らげ、ある時は心躍らせてくれる。そんな酒の器の世界へどうぞ。』(上掲)

八勺徳利の楽しみ
皆それぞれに好みの唄を口ずさみ、けれどなんだか調子がそろう、そんな雰囲気の徳利たち。自由闊達な作行きの器は、いずれも李朝の生まれ。なりは小粒でも、堂々たる姿や、剽げた味わいがいとおしい。』(同上)

『大体において、酒呑みは、徳利一本では満足しない。たとえその一本がその日の定量であったとしても、「あともう少し・・・」ということになる。八勺徳利はその時の最後の一本に使ってもいいし、呑み始めから使っても、三本呑めば、まずまずの分量になる。・・・』(同上)

掌におさまる、八勺徳利が狙い目であったのだ。
また、使い込んで、酒でとろとろにするのを目的に・・。

くちなしの花

器:立ち鶴・柳文 白黒象嵌徳利
徳利

内緒の話、実はこの徳利は、1合5勺(270ml)入るのだ。
見掛けが小さくて、たっぷり入るのが我々トックリーズの製作目標。
目論見を見破られてからは、何時の頃か計量カップがいつもそばにある。
女房は甘くないのだ。折角技術が上がっても、その甲斐がなくなった。


<追伸>
■ くちなしの生垣atアリーナ  070630

くちなしの生垣・atアリーナ1
くちなし生垣・アリーナ2










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白地黒線象嵌瓶

ローズゼラニウムの花を長女からもらった。
換わりに、我が家のイタリアンパセリを持参。

■ 花:ローズゼラニウム

  器:白地黒線象嵌瓶      (参照:黒地白線象嵌 070614)



瓶の肩のところをモダンな曲線にし、全体を少し洋風にしてみた。
その上で、江戸の文様の片子持縞を象嵌してみた。

通常黒地白線象嵌が多いので、逆の白地黒線象嵌にしてみた。また同一の太さの縞が多いので、太い線と細い線の組み合わせ即ち子持縞にしてみた。

直線の象嵌は、結構面倒な作業の割には、きちんと決めるのが難しい。
同じ巾の線を引くのも難しいものの…

ローズゼラニウムと線象嵌花器

黒地白線象嵌瓶

飯山満通信・ブログ版1周年記念日   

                   cf.2006.6.14『ブログを始めました

○ 陶芸、園芸、美術鑑賞、旅行・散策、探鳥、飲食・・・等々をテーマに、色々な人のお陰で、何とかここまで続けてこれました。お世話になった皆さん、有難うございました。
 
では、2年目のスタートです。



■ 花は、シャクヤク

  器は、黒地白線象嵌瓶


2001年頃少し象嵌に凝っていた。
地は黒泥土(あるいは黒陶土か)、そこに半磁器土の白を線象嵌してみた。
器形は、大徳利の胴部を球状にしてみたもの。
少しモダンな形を狙った。

アントン・スタノフスキーのデザインを球面に線象嵌してみた。
表側は、1957年ロレンツ社のカレンダーの表紙、
裏面は、1953年のロレンツ社の商標を写してみた。

シャクヤクと線象嵌瓶

アントン・スタノフスキー写の黒地白線象嵌と江戸小紋・片子持縞の白地黒線象嵌
器形は、オリジナル。
白黒象嵌

                  裏面
                 裏

万葉人のように、つばらつばらに素敵なときを、過ごしていくことが出来たらと思います。
 
・女房へのミッション : 70歳まで現役
・私のライフ・ダイヤグラム : 5年単位。
     ~65歳:出来れば現職場、
    66~70歳:キャリアカウンセラーの経験を生かした働き方。
・我が家のライフプラン(70歳~) : 夫婦で神社仏閣めぐり三昧(京都・奈良)






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庭の桜が咲いた

我が家の庭のオオシマザクラが咲いた。3月24日のことである。
近所の高校の桜もまだなので、これは例年よりずいぶん早い。

TVやブログによると、東京では千鳥ガ淵のソメイヨシノがまだで、六義園の枝垂桜ははや満開だそうだ。


器合せをしてみた。

◆ 器は、李朝 鶏竜山絵刷毛目・羽衣手
桜咲いた1

◆ 器は、赤織部
『鳴海織部で使う赤土を素地に使い、鉄絵文様や白化粧土で装飾されています。 主に平向付、平向付見立ての茶碗、皿、鉢などに多くみられます。』(「織部の雑学」より)
桜咲いた




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櫛目と鉄絵掻き落し

都内某所の創立20数周年記念式典で土産に頂戴した。
やはり洋花である。器合わせをしてみた。

1) 女房が活けたオーソドックスな形
何流であれ、日本の華道はそれなりに収めてしまう。

◆ 花器は、クシメ壷・ビードロ釉
  北大路魯山人の「銀彩クシメ花入」からヒントを得た。
my花器

2) <参考>透明なガラスの花器に活けた場合
  ガラスの器は洋花と文句なしに調和する。オールマイティかも・・・
ガラスの器

3) 私の自己流のトライ
和花、特に茶花の場合は、凝縮したところを出すのだろうが、洋花の場合は遊んでみたい。
女房が活けた形を崩し、間延びした処を出して、ワイルド感を増してみたもの。
日本の築山盆栽の几帳面さよりも、イングリッシュ・ガーデンのようなワイルド感を出してみたかったが‥。鉢の魚ものんびりと泳げないだろうか。


◆ 花器は、鉄絵掻き落し。(絵柄は磁州窯 12~13世紀 白釉黒花魚藻文深鉢写)
石黒宗麿を習作しているうちに、その源流の宋時代の磁州窯の習作に遡ってみることになった。
磁州窯加飾技法/白地鉄絵・櫛目併用

魚




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シャコバとツーイー

シャコバサボテンの花

下の娘が使っていた二階の一室がモンステラなどの常駐の部屋となり、また風蘭・シンビジウムなどの冬越しのための取り込み場所と化している。その窓際でひっそりと咲いていた。

ようく眺めると、楽園で小鳥が優雅に飛び立たんとするが如き動きが感じられる。天女が空を飛ぶ姿も想像させる。あるいは、大空で爽快にスカイダイビングしているような花姿だ。

◆ 器は、唐津・藁灰釉+天目釉
カモメよ

イナバウアー・シャコバ

花や実は上下左右を入れ替えた方が美しいものが少なくない。この花も上下を逆さにしてみると、より美しさが増す。色合いや艶は絹のチャイナ服を連想させる。妖艶さは荒川静香を超えるかもしれない。

実はこの花から私が連想する女性は、京劇やカンフーを演じるチャン・ツーイー(章子怡)だ。(しかし、実を言うと、この女(ひと)について知っているのは『臥虎蔵龍(グリーン・デスティニー)』の断片映像や『花王 asience 』のコマーシャルだけなのだが‥。)

◆ 器は、蕎麦猪口写 
  (本歌は、江戸時代のものとは思えないような現代風な意匠である)
イナバウアー

【花言葉】 もつれやすい恋 etc.

万両の実

万両の実


○『万両は 兎の眼もち 赤きかな  千代女』
○万葉集には、十両しか出ていない?
 『十両は万両と同じヤブコウジ科ヤブコウジ属で、山橘(やまたちばな)、藪柑子(やぶこうじ)という。』 (「万葉集の草花」より)
 (プログのなかには、花橘を万両としているものがあるが、花橘はミカン科の橘と思うので、ここでは採用しない。)
  『この雪の消遺(けのこ)る時にいざ行かな 山橘の実の光るも見む 大伴家持』
○私の好きな盆栽家・山田香織の盆栽日記06/12/18付にも万両が出ていた。万両は正月の植物だ。

◆ 写真は、万両の実
  器は、「あぶみ型の取手がついた壷」写、ミニチュア。エジプト、
  紀元前1000年頃 (モノトーンに変えてみた。)

万両の実

◆ 整理
 万両  ヤブコウジ科 ヤブコウジ属
 千両  センリョウ科  センリョウ属
 百両  ヤブコウジ科 ヤブコウジ属  唐橘
 十両  ヤブコウジ科 ヤブコウジ属  藪柑子、山橘、紫金牛
 一両  アカネ科    アリドオシ属   蟻通し

○ NHK趣味の園芸(06/12/24放送分)
・『関西では「千両、万両、ありどおし」 といって(正月の縁起物として)この3種を寄せ植えする。』
・『「草木錦葉集」にあるように、江戸時代は斑入りなどの変葉のものが珍重されていた。中でも百両は、文字通り百両で取引されたこともあるそうだ。』

生姜の実

浜松町を歩いていると生姜(花縮砂、ジンジャー)の実が目に入ったので手折って、持っていた手提げ袋に入れた。この植物のは楚々としてきれいだし、香りも良いので好きだ。
夕刻家に帰り、クシャッとなった葉っぱが袋から出てきた。忘れていた。
取敢えず、実と葉を水につけたら、しゃきっと戻った。ずいぶん水揚げの良い植物だ。

○ 種生姜(たねしょうが)の品種
『金時生姜、大身生姜、房州赤芽生姜、在来生姜、三州白芽生姜、大生姜』と色々あるらしい‥(「特集-生姜のすべて」より)

○ 生姜茶
生姜湯に顔しかめけり風邪の神  虚子』
日本でも生姜を入れたあめ湯や甘酒を飲むが、韓国・中国では茶として飲むそうだ。(「生姜茶」より)  

◆ 生姜の
  花器は、刷毛目。
茗荷の実

残った南天の実

今年は何かと変だ。
この時期にして、我が家の庭の南天の実がこんなに残った年はない。

暖かい秋が続き東北からのヒヨドリの渡りが遅れていたのか。そういえばヒヨドリが群れ飛ぶ姿が少ない。姦しい声が聞こえない。きっとそうなのだろう。


◆ 花 : 残った南天の実

   器 : 古伊賀耳付花生写、16世紀。
       (本歌は 「伊賀 日本陶芸全集13 」中央公論社fig.30,31より)

伊賀焼には、筒井伊賀、藤堂伊賀、遠州伊賀がある。伊賀の領主や小堀遠州の影響を受けたもので区別する。

◆ ところで、隣接する伊賀と信楽の古い焼きものの違いは何か。

30年ほど前、大阪に赴任していた時、陶磁器の見方を教えてくれた先生、故・隅川酉二郎さんが言っていたのと同じことを本から引用すると、
『? 信楽土は荒く、伊賀土はきめが細かい
   →信楽の土は山なりの土(山から掘ってきてそのまま使用)、
    伊賀は上等の蛙目粘土を水簸しているから。
 ? 信楽には小石多く混じり粒が小さい。伊賀は粒が大きく数が少ない
   →伊賀は、その水簸した土に人工的に砂を混入させてロクロするから。
 ? 信楽の胎土は灰色を帯び、、伊賀の土は純白
   →粘土の良否による。
 ? 『伊賀に耳あり、信楽に耳なし
   →伊賀は茶陶。美意識の上からも耳も必要とする。
    信楽は農器、雑器。破損の恐れのある耳は必要としない。
   要するに、信楽の肌は男性的、伊賀の肌は女性的。』
    (「日本の陶磁8 信楽伊賀」保育社より)

(風蘭やシンビジウムなどを室内に取り込んだとき、口が割れた花入れを見つけた。ああ、風でカーテンが花入れを落っことして割ったのよ、と。
焼きものはいつか割れるものだが、こちらが気付くまで黙っている女房に毎度あきれる。)

残った南天の実




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山茶花の花

ジムの帰り、山茶花の花を一輪手折った。
道端に野草の花が途絶える時期に目立つ存在だ。



 山茶花


『椿は木へんに春と書く字のごとく、冬から春に向けて花が咲く。一方、山茶花は、”焚き火”という童謡の歌詞に「サザンカ、サザンカ咲いた道。焚き火だ焚き火だ落葉焚き…」とあるように、紅葉が終わった頃から冬に向けて花が咲く
 花の咲き方は…山茶花はというと天真爛漫で、花びらも花芯も開放的に、横に広がるように咲いて明るく、おきゃんな下町娘…という風情だ。
 そして花の散り方…椿は花首から”ポロリ”と散って縁起が悪いといわれてきたが、花びらがハラハラと1枚ずつ散る山茶花…』(「Hiromi 花日記 (2)」より)


◆ 花は山茶花。
  花器は、辰砂蓮花文八角瓶写、ミニチュア。
  朝鮮時代 18世紀前半
  (顔料は辰砂の替わりに弁柄)

山茶花の花




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キャラボクの実

今日は、ミニ盆栽用の実生の準備について。
◆ 先般のザクロの実に続いて、今日は庭のキャラボクの実を採取した。

『キャラボクは本州鳥海山から中国山地の日本海側、主に亜高山帯の風衝地などに点々と生育する常緑の低木。中国地方では亜高山帯に相当する海抜高度の山地は存在しないが、鳥取県の大山(1,711m)、…兵庫県の氷ノ山(1,510m)などの山頂・風衝地に生育している。特に大山の山頂平原には広い群落がある。…刈り込みにも耐えるので、庭園木として各地に植栽されている。

 キャラボクは雌雄異株であり、果実は赤く熟し、果肉(仮種皮)は食べられるが種子は有毒。葉は放射状に付く。変種の関係にあるイチイとの違いは、葉が放射状に付く点と樹形が高木である点である。』(「生物地球システム学科」より)

田舎の子である私は、キイチゴ・アケビ・桑の実・ヤマモモなど何でも口に入れた。私は、キャラボクの実も食べるが、孫達に与えると一度口にしたものの二度と食べたいと言わない。食感がにゅるニュルするのと、少し苦味が含まれているようなところが嫌われる原因か。いずれにせよ甘いものが潤沢にある今の世の中では、自然のものは好まれないらしい。

キャラボクの実

鳥のまねをして、果肉を食し種を庭に蒔こう。
実がなったので雌株であることは確かだが、雄株が近くになくてもこの種は発芽するのだろうか?ちょっと心配だ。

トイレのような花器

普段、我家では、徳利や瓶・壷などを花器に見立てて使っている…。

がある日友達から、専用の花器の注文がFAXで送られてきたのでボツボツ作ってみた。かつて家を新築するとき、お祝いに‘手水鉢’を所望した友人のひとりだ。

◆ 花器製作/試行錯誤の過程
途中経過の写真を携帯で伝えると、もっと口を狭く絞れ、原図に近いように大胆にカット…などなど、指示が来る。


私はこちらのほうがゆったりとしておおらかでいいと思っても、注文主の意向は違って、ままならない。
成形が何とかOKが出ると今度は釉薬の打ち合わせ。電気窯焼成の限界もある。挙句の果てに、釉が流れて窯の棚板を痛め、焼成代の2倍もの罰金を払う羽目に。

▼ 花器は、原設計:友人(注文主)Sさん。釉薬:ビードロ釉
本当は、こちら裏面なんだけれど…。どうも花を活けている正面はこちらの向きのようだ。

やっぱりトイレのよう…、
いやいや上品にいえばワインクーラーのよう…。



因みに、私の意図する正面はこちら。
私はシンプルなのが好きだが、彼女は焼けが入ったような変化のある裏面が好きなようだ。


▼ 房総まで、女房が納品に行った。 
  『ステキな器ありがとうございます。想定外のでき映えでした。
   棚板傷めた甲斐があった。釉薬のかかり具合がナイスです。』
  と、メールで感想が寄せられた。‘想定外’?でよかった。
  少なくとも返品されなくて…。

◆ ところで納品時に、庭の草花を投げ込んだ写真を妻が携帯で撮ってきてくれた。
なんともはや賑やかな…。
花材は、ハギ・ホトトギス・シュウメイギク・ ミチシバ ・アメリカイワナンテンだそうだ。
(ミチシバは、トダシバかもしれない、と。携帯の写真からは識別しにくい。)
▲ ミチシバ(志婆草・柴草)に係る歌
立易古京跡成者道之志婆草長生爾異梨
たちかはりふるきみやことなりぬれば道のしば草長くおひにけり』
             (「万葉集の花・植物」正宗敦夫編より)



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+マンマと+アワ+

今日も道端で草を摘んできた。春に負けず、秋はなかなか草花が多かった。
それでも秋の花はそろそろ見納めだろうか。

アカマンマ

今も昔も、‘ままごと’にお馴染みのアカマンマ。
60年近い昔に女友達と、また今孫娘たちとも、この花はすんなりと心を通わせてくれる不思議な雰囲気を持った花だ。

アカマンマ、すなわちイヌタデ
『植物に「イヌなんとか」という名前がつく場合、そのイヌは、犬じゃなく、「にせの」とか「うその」というニュアンスでつけられている事が多いようだ。』 (「手当たり次第の本棚」より)

◆ 写真はイヌタデ。
  器は、丹波焼き・傘徳利写、ミニチュア。天目釉

ところでこの写真の一番下の葉の中央に注目してください。(葉裏を手前にしてあります)
葉が裁断され・巻かれ、揺り篭(揺籃)ができています。

オトシブミの仲間によるものでしょうか?



セイタカアワダチソウ
かつて猛威を振るった繁殖力も衰え、最近は背丈も矮小化してきた感がある。
土着化によるものか、在来種の巻き返しによるものか?それとも‘刈り取り魔’に負けているのか?

『もともとは観賞用に導入されたとの説もあるが、急速に広がったのは第二次世界大戦後。蜜源植物として優秀であるので養蜂業者が積極的に種子を散布したとの話もある。和名の由来は、同じ属のアキノキリンソウの別名であるアワダチソウよりも草丈が高いことによる。』(「植物生態研究室(波田研)」より)

◆ 花は、セイタカアワダチソウ。
  器は、丹波焼き・角徳利写、ミニチュア。唐津黒釉

  角徳利といえば、古備前のものが有名だが、丹波焼にもいいものがある。


(参考)粕取焼酎瓶に活けた場合
   ガラス瓶は何でも受け入れるようだ。陶磁器では悩むのに…
  (ある朝起きたら食堂のテーブルの上にこれがあった。
   女房が、丈を短くして水揚げし直しガラス瓶に活けていた。)







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ジュズダマ

ジュズダマはイネ科の植物。

『インドなどの熱帯アジア原産で、日本へは古い時代に入ったものと思われる。』 (フリー百科事典「ウィキペディア(Wikipedia)」より)

川岸など湿地を好むが、これは乾いた地で見つけた。
少年の頃からこの植物には興味があり、好きな女の子がお手玉や数珠(ブレスレットというべきか)を作り遊ぶのを眺めた淡い思い出と重なる。


◆ ジュズダマの薬効

『ジュズダマの根は川穀根(せんこくこん)といい、リューマチ、神経痛、肩こりに煎用します。
ジュズダマの種子は川穀(せんこく)といい、苡仁(よくいにん)の代用にします。成分にコイクセラノイドが含まれ、腫瘍抑制作用があるされます。煎用しイボとりや肌の老化防止、美肌保全に効果があります。
また、健胃、解熱、利尿、解毒の効果があり、慢性胃腸病、潰瘍、下痢、リューマチ、神経痛などの痛み、水腫、こしけなどに効くとされます。ハトムギと同様の薬効です。』 (「名古屋の野草」より)

『ヨクイニンは、こむらかえりにもいい』そうだ。(「百花園漢方薬局」より)


◆ 写真は、ジュズダマ
  花器は、岡部嶺男風小壷・総織部




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天才花人 川瀬敏郎

白洲正子天才花人と呼んだという、川瀬敏郎


陶芸教室の若き生徒が立ち上げたブログ“陶芸三昧”というのに投稿を誘われたとき付いた注文が、器単独でなく生活の中で使ったシーンで・・・。

花を器に、食を器にと、アドリブで適当に組み合せてシャッターを押して投稿した。母や姉などが活けるのを眺めたり、お茶研で茶室に出入りして眺めたシーンから長い年月を掛けて刷り込まれたものが勝手に出てきたものだが、器合わせは実に難しい。

ここ半月ほど、図書館で、茶花や生け花、フラワーアレンジメントなる本を借りまくった。その中に、

川瀬敏郎 『四季の花手帖』 [1][2]別冊太陽があった。


『◆卓抜なるものは、器を選ぶ目の付けどころ。 
 山野草図鑑のような潤沢な野草、器と敷き板、室町や李朝の卓、古風な床の間・・・
 花とコレクション等とのコラボレーション。素晴らしい才能と羨ましい環境。

学ぶとすれば何か? 
  例えば、『一花三季』・・・一つの花の三つの季節を知り、花入れをする  
  ・咲き始めたばかりの「初花」  ・・・数少なく入れて、新鮮な印象に
  ・今を盛りと咲き誇る「当季の花」・・・たくさん入れた姿が似合う
  ・終わりに近い「名残の花」・・・惜しむ気持ちで&次の季節の花を添えて   等々色々ある。

ところで川瀬敏郎とは何者か?
  ・池坊に出入りする花屋の息子
  ・四歳から鋏を握リ、番頭の見よう見まね
  ・十歳から池坊で手習い
  ・パリ大学留学、演劇・映画を学ぶ
 ⇒池坊の「形の花」から、利休の侘び茶の湯の花
      すなわち「たてはな」から「なげいれ」へ』
                 (「四季の花手帖」等から引用)
  
いずれにせよ、名人と呼ばれる川瀬が活けて語る花の季節模様は見事。

     基礎力 が違う。

私は二度と、花を活けたくなくなった。思いついたものは既に彼によって試みられたものばかり。そして、あまりにも力の差がありすぎる。
そして追い討ちを掛けたのは、7月6日18:50のNHK「男性専科 生け花教室」・・・ダメだこりゃ、みんながやるのはさらに面白くない、やめた!

飯山満通信・メール版バックナンバーより
先輩に言われた。なぜガラスの器?なぜ自分の作った陶器に入れないの?
いまだ、この花に合う器を持たないからだ。



ぐい呑みに浮く花

今を盛りと咲くウチョウランの花を摘んだ。

ぐい呑みに水を入れ、ウチョウランの花を浮かべた。
向かって左が本意。右が経過中のもの。
いと、可憐なり。



比較のため、残りの花を2つの小さな花器に投げ入れてみた。
如何なものか。




食べそこなったユリ根の今

22年前から始めたエアロビクスに加え、今流行のパワーヨガを体験中です。
シャワーを浴びてさっぱりしたところで、スーパーでヨーグルトとカカオ分の多いチョコレートなどを補給し、酒屋でいつもの酒を買い、図書館で藤沢周平の小説などを借りて帰ってきた。

門を入った直ぐのところに思いがけない花が咲いていた。そうだ茶碗蒸しの材料となって食べられるはずのユリの根を植えたものだ。それは去年の暮れ買ったユリの根、2パックのうちの食べ忘れた1パック・2球。2階のベランダの冬季野菜収納箱に入れられ、後に部屋の中に取り込まれたものの、オガクズの中で芽を出していたので救命されたものだ。

ネットで調べてみると、どうやらコオニユリのようである。記念に手折って、活けてみた。カンボジアのクメール王朝時代の瓶を習作した黒い器に似合うようだ。

ご苦労さん、コオニユリ。来年は根を掘り起こして食べるからね。



プロフィール

yogaz

Author:yogaz
飯山満通信へようこそ!
満73歳になりました。予定寿命まで後7年です。ただいま終活中です。当面75歳までは、ボランティアガイドと生涯学習・介護予防のお手伝いを続けたいと思います。
なお、2006年6月14日から始めた飯山満通信は、2013年12月14日、ブログを引っ越しました。Dtiblogのブログサービスが終了したためです。

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