浮世絵から習作~黄色と瑠璃釉のオモト鉢

◆ 植木鉢の作成   新シリーズ 17

     浮世絵に描かれた植木鉢から

参考は、「江戸の花競べ 園芸文化の到来」 青幻舎 P74

P74 「小万年青名寄」
小万年青名寄

上図「小万年青名寄」の丸印「竹と雀の図」をアレンジ(簡略化)した

◆ 外縁竹と雀文切足丸鉢 (仮称)習作

竹と雀文植木鉢(正面)
竹は、瑠璃釉。雀の地は黄色の化粧土、雀の図は素地の色、輪郭線は茶呉須。
黄色の発色が薄いのが残念な点。電気炉内の置き場所の問題。温度不足が原因、とか。

植木鉢・竹雀
竹と雀文植木鉢(裏面)
植木鉢・竹雀・裏
鉢裏
竹雀・鉢裏

浮世絵から習作~褐色のオモト鉢

◆ 植木鉢の作成   新シリーズ 16

     浮世絵に描かれた植木鉢から

参考は、「江戸の花競べ 園芸文化の到来」 青幻舎 P75

「草木錦葉集」の編者として高名の旗本、水野忠暁は小万年青栽培に熱心であり仲間を誘って連(れん=サークル活動)をつくり、持寄展示会を開催した。その出品の中から銘品を自らを撰し、当時植物を画かせたら天下一品と称せられた関根雲亭の図により「小不老草名寄」は天保初年頃刊行された。…
一紙に十五種を鉢植えの姿として画き、植えられたオモトも見ごたえがあるが、特に鉢のデザインはすばらしいものである。』
(「名古屋園芸・花の博物館」より)

小万年青名寄』(水野忠暁撰、関根雲停画、架蔵7紙の内、天保3年頃刊)
小万年青名寄
上図より、簡略化した図柄を習作。

◆ 外縁亀甲花詰文切足丸鉢 (仮称)習作

褐色のオモト鉢
鉢裏
鉢裏

浮世絵から習作~瑠璃釉鉢H

◆ 植木鉢の作成   新シリーズ 15

     浮世絵に描かれた植木鉢から

参考は、「江戸の花競べ 園芸文化の到来」 青幻舎 P75


『オモトは文政年間 (1818~29) から流行し、なかでも小万年青 (コオモト) と呼ばれる小型品のうち、葉型や斑に変化があるものがもてはやされました。この資料は天保3年 (1832) に江戸蔵前の八幡社で開かれた小万年青の展示会に際して刊行された刷り物で、各帖とも15品が描かれています。美しい鉢も見どころのひとつで、当時は鉢も大事な鑑賞の対象でした。』
(「第2章 独自の園芸の展開|描かれた動物・植物」より)

小万年青名寄』(水野忠暁撰、関根雲停画、架蔵7紙の内、天保3年頃刊)
小万年青名寄
上図を参考に、少し簡略化して習作。

◆ 瑠璃釉外縁竹文猫足丸鉢 (仮称)写し

瑠璃釉外縁竹文猫足丸鉢写し
鉢裏
鉢裏

浮世絵から習作~瑠璃釉鉢G

◆ 植木鉢の作成   新シリーズ 14

浮世絵に描かれた植木鉢から

参考は、「江戸の花競べ 園芸文化の到来」 青幻舎 P74


『万年青七種』(関根雲停画 天保二年)
万年青七種
瑠璃釉縦縞文猫足丸鉢
瑠璃釉ストライプ文丸鉢
鉢裏
鉢裏

浮世絵から習作~瑠璃釉鉢F

◆ 植木鉢の作成   新シリーズ 13

浮世絵に描かれた植木鉢から

参考は、「江戸の花競べ 園芸文化の到来」 青幻舎 P74

      
『万年青七種』(関根雲停画 天保二年)
七宝つなぎ文

七宝つなぎ文簡略化して習作してみた。

瑠璃釉七宝つなぎ文六角鉢
七宝つなぎ文・瑠璃釉鉢
鉢裏
七宝つなぎ文・瑠璃釉鉢・裏

九谷焼(晴山)植木鉢風 写し

◆ 植木鉢の作成   新シリーズ 14

・九谷焼(晴山)植木鉢から

◆ 九谷焼(晴山) 染付反縁切足丸鉢
 写

・器形は、「新版・盆栽小鉢図鑑」(『自然と野性らん』8月号増刊)
     (株)新企画 出版局P126 参考
巻龍図は、「《新装版》陶磁器染付文様事典」柏書房(株)P127
      染付巻龍芙蓉文鉢 より

※ 前掲の龍の顔が黒くつぶれて見えるので、他の本から龍の図を変えて習作してみた


鉢は、九谷焼(晴山)風 染付反縁切足丸鉢写し、
図は染付文様事典・巻龍写し
習作・表面
巻龍・染付文様事典
習作・裏面
※ 私の場合、通常裏側で先に練習する。従って裏面の方が手本に近い。

裏面

九谷焼(晴山) 染付雲龍図反縁切足丸鉢 写し

◆ 植木鉢の作成   新シリーズ 13

・九谷焼(晴山)植木鉢から

◆ 九谷焼(晴山)染付雲龍図反縁切足丸鉢
 写

「新版・盆栽小鉢図鑑」(『自然と野性らん』8月号増刊)
(株)新企画 出版局P126より

※ 九谷焼(晴山)とは、良く分からないが、明治期の梶本与太郎(画号:晴山)に関わるものだろうか?
いずれにせよ、胴の曲線や口造りから感ずるに、この本歌は大変格調高いものだと思う。



九谷焼(晴山) 染付雲龍図反縁切足丸鉢
九谷焼(晴山)
鉢裏
鉢裏
 

浮世絵に出てくる植木鉢の習作-瑠璃釉鉢E

◆ 植木鉢の作成   新シリーズ 12

浮世絵に描かれた植木鉢から

参考は、「江戸のガーデニング-タンタン期フランス留学」より 

垣根文様?

瑠璃釉鉢をもうひとつ。

◆ 瑠璃釉丸鉢 (垣根文様?) 習作E


瑠璃釉丸鉢(垣根文様?)正面
瑠璃釉丸鉢・正面
鉢裏
瑠璃釉丸鉢・裏
瑠璃釉丸鉢・2種
(垣根文様?と市松模様
瑠璃釉丸鉢・2種

浮世絵に出てくる植木鉢の習作-瑠璃釉鉢D

◆ 植木鉢の作成   新シリーズ 11

浮世絵に描かれた植木鉢から

参考は、「江戸のガーデニング-タンタン期フランス留学」より

市松模様 

また、瑠璃釉鉢を習作した。

◆ 瑠璃釉丸鉢 (市松文様) 習作D


瑠璃釉丸鉢・市松模様
ルリ釉・市松模様
鉢裏・市松模様
鉢裏・市松

浮世絵に出てくる植木鉢の習作-瑠璃釉鉢C

◆ 植木鉢の作成   新シリーズ 10

浮世絵に描かれた植木鉢から

参考は、「江戸のガーデニング-タンタン期フランス留学」より 

十字文


◆ 瑠璃釉外縁丸鉢 (十字文様) 習作C

※ 瑠璃釉を施した植木鉢は、従来はあまり好きではなかった。
しかし、こうして習作してみると、江戸の瑠璃釉鉢はなんとなものか、と思うようになった。
陶芸教室の若い女性に感想を聞いてみると同じ人が多い。
色々なものに出会うたびに、江戸時代は大変粋な世界だったとおもう今日この頃である。
また、瑠璃釉の植木鉢に挑戦したいと思っている。



瑠璃釉外縁丸鉢・十文字
ルリ釉・十文字
鉢裏・十文字
鉢裏・十文字
瑠璃釉外縁丸鉢・三様/ろくろ成形
ルリ釉鉢・外縁丸3様

浮世絵に出てくる植木鉢の習作-瑠璃釉鉢B

◆ 植木鉢の作成   新シリーズ 9

浮世絵に描かれた植木鉢から

参考は、「江戸のガーデニング-タンタン期フランス留学」などから ヒント

◆ 瑠璃釉外縁丸鉢 (短冊文様) 習作B


瑠璃釉短冊文外縁丸鉢(仮称)
ルリ釉・短冊

浮世絵に出てくる植木鉢の習作-瑠璃釉鉢A

◆ 植木鉢の作成   新シリーズ 8

浮世絵に描かれた植木鉢から

(「江戸のガーデニング-タンタン期フランス留学」より)

捻り縦縞文様?

◆ 瑠璃釉外縁丸鉢 (捻り縦縞文)習作A

※ 浮世絵の平面的な文様を、鉢の立体に写すのは大変難しい。
  イメージ的に、大分違ってくるから。


瑠璃釉/捻り縦縞外縁丸鉢(仮称)
ルリ釉・捻り

淡路焼植木鉢写し

◆ 植木鉢の作成   新シリーズ 7

・淡路焼植木鉢から

◆ 淡路焼・五彩釉文木桶型
 写し

「新版・盆栽小鉢図鑑」(『自然と野性らん』8月号増刊)
(株)新企画 出版局P130より

『江戸時代後期の文政年間に現在の南あわじ市賀集平翁が始めた淡路焼。(平焼[みんぺいやき]とも呼ばれています)
京焼の色絵陶器写しや中国陶磁写したものなど、その幅広いバリエーションは江戸時代後期の国内でも群を抜いています。』
(「淡路焼とは-淡路島の陶芸教室/ギャラリー【青陶苑】観光/洲本/一日体験/平焼」より)


淡路焼・五彩釉文木桶型 写し
※ 五彩の内、緑以外の発色が弱かった。特に赤が。

淡路焼・正面
淡路焼・鉢底
淡路焼・底



源内焼・植木鉢写し

◆ 植木鉢の作成   新シリーズ 6

・源内焼植木鉢から

◆ 源内焼・黄釉縄縁丸
 写し

「新版・盆栽小鉢図鑑」(『自然と野性らん』8月号増刊)
(株)新企画 出版局P130より

『源内焼は江戸中期18世紀に平賀源内の指導によって源内の故郷香川県志度(現さぬき市)で焼かれた三彩のやきものです。
源内は博物学者として長崎に遊学した折にオランダからもたらされた新しい釉薬の技術を学びます。その技術を用いてふるさと讃岐・志度の産業を振興させるため、新しい三彩軟陶質のやきものを指導します。
江戸で親しかった浮世絵の鈴木春信の工房で木型を作らせ、それを志度に送って焼かせたと言われています。』
(「源内焼」より)


源内焼・黄釉縄縁丸写し
※ 黄釉が、少し茶色に発色してしまった。 
  また、写しは手捻りで作ってみた。

源内焼・正面
源内焼・鉢底
源内焼・底

尾張焼植木鉢写し

◆ 植木鉢の作成   新シリーズ 5

・尾張焼植木鉢から

◆ 尾張焼・青磁外縁猫足正方
 写し

「新版・盆栽小鉢図鑑」(『自然と野性らん』8月号増刊)
(株)新企画 出版局P128より


尾張焼・青磁外縁猫足正方 写し
(本歌は、青磁&正方。写しは、米色青瓷長方
※ 胴の釉薬の厚さが薄かった。黒象嵌も不十分。

鉢・尾張焼
鉢穴 (本歌は分からない。写しは、実用的に2穴あけた。)
※ 蘭万園・三越店の女性の方のオモト鉢に対するアドバイスを取り入れて。
(分かりやすくいうと、四方鉢で大変水はけの悪い鉢がある→水はけの改善)

尾張鉢・裏

鍋島焼・瑠璃釉浮彫葉紋足丸鉢 写し

◆ 植木鉢の作成   新シリーズ 4

・鍋島焼植木鉢から

◆ 鍋島焼・瑠璃釉浮彫葉紋足丸 写し

「新版・盆栽小鉢図鑑」(『自然と野性らん』8月号増刊)
(株)新企画 出版局P124より

鍋島焼・瑠璃釉浮彫葉紋足丸・岩
鍋島焼・瑠璃釉浮彫葉紋足丸・岩
鍋島焼・瑠璃釉浮彫葉紋足丸・蟹
鍋島焼・瑠璃釉浮彫葉紋足丸・蟹

伊万里染付鉢 写し

◆ 植木鉢の作成 新シリーズ 3

・伊万里焼植木鉢から

◆ 伊万里染付鉢 写し

「新版・盆栽小鉢図鑑」(『自然と野性らん』8月号増刊)
(株)新企画 出版局 P124より


伊万里染付鉢 写し
伊万里染付鉢

平戸焼染付外縁丸鉢と、ヒゴスミレ

◆ 植木鉢の作成   新シリーズ 2

平戸焼染付外縁丸鉢 写し

「新版・盆栽小鉢図鑑」(『自然と野性らん』8月号増刊)
(株)新企画 出版局 P124より 

平戸焼染付外縁丸・松図
平戸焼染付外縁丸・松図
裏面、牡丹図
平戸焼染付外縁丸牡丹図
鉢底
反省点:これも鉢穴が小さすぎる。排水性・通気性の点から山野草用にはもっと大きく穴を開ける必要がある。(既に素焼に廻ったものは皆鉢穴が小さい。また鉢を作る場合から、鉢穴を大きくするようにしたい。)
鉢底
花の咲くまでの化粧鉢として。

植物は、ヒゴスミレ

手前に、コミヤマカタバミのようなものが見える。そうであれば、2、3年ぶりの再発見。
ヒゴスミレ

【参考】

◆ 平戸焼き (中野窯) at 平戸城
天守閣

2004年に、平戸・長崎旅行に出かけた。オランダ商館等の比較検証の旅で、たまたま目にした平戸城天守閣の平戸焼き展示の様子

なお、平戸焼古窯 は、平戸から三川内まで広範囲に分布する。

平戸焼き at  平戸城

【追伸】 2011.4.17

ヒゴスミレコミヤマカタバミ
             培養鉢に植え直し


やはり鉢穴の小さい半磁器鉢では、鉢内が蒸されヒゴスミレなどが萎れかかったので、急いで株分けを兼ねて6号鉢に植え替えた。
また、カタバミの方は、花を見てコミヤマカタバミであることを確認したので4号鉢に植え替えた。
ヒゴスミレ&コミヤマカタバミ培養鉢へ植替え

元気を取り戻したヒゴスミレ  2011.4.27
0427元気を取り戻したスミレ

伊万里染付外縁丸鉢と、オモト

我が家の焼物収納危機が続いている。
現況、次の写真の状態。因みに、収納箱の上と下に抹茶茶碗もどき100碗を含む。

床の間の収納箱

そこで、女房推薦の作品が、植木鉢。何故ならば鉢の置き場が家の外になるから。既にミニまめ鉢などの植木鉢を作り植物を植えてみた。その結果まめ鉢は、概ね植物の培養には不向きと分かった。そこで、これから植木鉢を作る場合は、ミニ鉢以上の大きさのものを作ることにした。


◆ 植木鉢の作成  新シリーズ1

新版・盆栽小鉢図鑑」(『自然と野性らん』8月号増刊)
(株)新企画 出版局 P123より

 伊万里染付外縁丸鉢 写し

伊万里染付外縁丸鉢 写し
伊万里染付外縁丸鉢
鉢底

鉢穴が小さい。保温性はあるが通気性が悪いので、培養には不向き。
鉢底
オモト植え付け例

化粧鉢として。

オモト
培養のために、撮影後通常の培養鉢に戻した。
培養土は、東洋蘭用用土(蘭万園から入手)。
夏場までの当面の間、水ゴケ一重で表面をカバー。
千代田の松
上から見た、千代田の松
水やりがうまくいって、作上がりしたと思っている。
(ひょっとしたら、徒長したのかもしれないが・・・)
上から
【参考】購入時のオモト
オモト
プロフィール

yogaz

Author:yogaz
飯山満通信へようこそ!
満73歳になりました。予定寿命まで後7年です。ただいま終活中です。当面75歳までは、ボランティアガイドと生涯学習・介護予防のお手伝いを続けたいと思います。
なお、2006年6月14日から始めた飯山満通信は、2013年12月14日、ブログを引っ越しました。Dtiblogのブログサービスが終了したためです。

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